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研究紹介 Research

Research

一人ひとりの先生の興味あるものに
フォーカスした研究を

診療上のニーズや環境に合わせて、様々な専門領域の先生方と多様な研究を発展させていきたい

診療上のニーズや環境に合わせて、様々な専門領域の先生方と多様な研究を発展させていきたい

Diagnostic Imaging 高分解化・更なる可視化

曽我教授はアメリカ・ボストンに留学した際、「顔面移植プロジェクト」に参加。当時非常に知見の乏しかった顔面血管のイメージング方法を作成し、移植に関わる血管解剖や手術支援の方法を示す研究を行いました。帰国後はその技術を応用し、画像診断が未発達なリンパ管を可視化して治療に生かす研究などを行っています。リンパ管疾患の患者さんは数多くいらっしゃいますが、従来の画像診断では見えにくく治療が難しい分野でした。しかし、前述の技術を応用したMRリンパ管造影により、非常に細かいリンパ管の可視化が可能となり、現在、こうした技術をIVRに応用して治療したり、形成外科の先生とともにリンパ浮腫の手術を改善する取り組みを行ったりしています。今後も医局員一人ひとりの興味に応じて、多様な領域・様々な診療科の先生方と力を合わせ、新たな画像診断領域・診断法の開発・診断精度の向上のために研究を行っていきます。

Interventional Radiology IVR(画像下治療)

IVRは新たな治療法やデバイスが日進月歩で登場する領域ですが、近年保険適応となり、ますます注目されている「腎癌のラジオ波」にも、10年以上前から先進医療や他施設共同研究として、いち早く取り組み良好な治療成績を残しています。また、肝臓癌の動脈塞栓術やリンパ漏の塞栓術、ハイリスク症例に対する新たな肝生検の方法など、実際の診療で行ってきた新規アプローチ法の開発・工夫に関しても、国際学会や国際誌で報告を行っています。今後も新たな治療法の導入や開発を積極的に行っていきます。

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