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インタビュー Interview

鈴木先生

普段どのようなお仕事をされていますか?

CT・MRIの画像診断業務がメインです。たまに、PETの業務も担当しています。造影検査や副作用の対応、医局内の応援なども行っていますね。それから、5年生の病院実習で回ってきた学生に対して、講義を行うのも業務内容の一つです。講義では中枢神経系の内容をお話ししています。

放射線科を選んで良かった点は?

どこの分野でも専門として担当できること、興味がある分野により深く関われることが魅力的だと感じています。画像診断は、客観的視点で冷静に診断ができるのも良い点です。画像は嘘をつきませんから。また、放射線科は自分のペースで仕事ができます。緊急の仕事が回ってくることが少なく、1日の作業内容を組みやすいですよ。

日々の仕事で大変なことはありますか?

勤務人数が少ないため、1人あたりの業務負担が多いかもしれません。ただ、緊急対応ではない業務もあります。患者さんの再診日まで時間があったりするので、それまでに対応できるように調整しつつ業務を行うことが大切です。画像診断は担当者と診断内容が記録に残るので、責任の所在が明確です。常に見落としがないように、責任感を持って仕事することが大切です。これは、自分たちの存在意義にもつながる部分だと感じています。

ワークライフバランスは取れていますか?

他の科と比較すると、バランスが取れていると思います。車や新幹線で1泊2日の旅行に行くこともありますよ。青森の温泉にも行きました。試験期間中については、勉強の合間はゆっくり過ごしましたが、普段は散歩しに外出することが多いです。

試験は大変でしたか?具体的にどんな点が大変だったか教えてください

2023年8月に診断専門医の試験を受験しました。大変なところは診断専門医の試験範囲は広く、幅広い知識が求められる点。5月くらいから勉強を開始したのですが、日々の業務の延長であるため、仕事しながらの勉強が可能でした。休日は勉強の時間をたくさん取るようにし、毎日2〜3時間程度の勉強を重ねました。無事に合格できて良かったです。

獨協放射線科で診断専門医を目指そうと考えている方へのメッセージ

教授が代わり、人が増えてゆくことで教育体制が変わっています。これにより、より良い環境になっていくと思っています。実際、新たな教授と人が増えたことで現場の雰囲気が良くなりました。また、放射線科は症例が多く、研修の要件を満たしやすいのでおすすめです。興味のある方は、ぜひ放射線科に来てください。

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